大阪市交通局

RailStar2005-11-13

今日、大阪市交通局の「市電・車両保存館」に行ってきたけど、もの凄い人だかりだよ(°O ゜)
なんとか先着1000名様へのストラップ貰えたよ(嬉

パッと見た感じ、一昨年の20倍以上の人が詰め掛けてたよ…。カップルは殆ど皆無で、集まった殆んどの人種は家族連れだよ^^
後はオイラみたいな単独グループが何組か居たよ^^
小学生か中学生位のグループも居てて、賑わってたよ^^
一部の子ども達の会話を聞く限りは、オイラより一回り以上若いっぽいのに、かなり下調べしてきてるのか、知識は博識級だよ(°O ゜)


旧100形ウンチク↓

昭和8年5月20日、日本で2番目の地下鉄として大阪市営高速電気軌道第1号線、梅田〜心斎橋が開通しました。この車両は当初使用された100型車両10両のうちの1両です。

当時営業中の現営団地下鉄1000型車両よりひとまわり大きく、最大10両編成までの増結を考慮してあり、電車線電圧も将来の1500Vを想定し、750Vとするなど雄大な構想のもとに製作されました。また車体は火災防止のため全鋼製とし、客室面積増加をはかるため半室運転室が車両の前後対称の隅に設けられ、このため車両の最前部まで座席が設けられています。そのほか電車用として国内最大の170kW電動機の搭載・トンネルの環境対策として発電制動の採用・安定した低圧電源確保のため電動発電機の取材・連結解放作業の迅速、安全性を考慮して自動密着連結器の採用・保安装置として打子式自動列車停止装置を設置するなど、当時の最新の技術を駆使した優秀な車両でした。

この形式の車両は昭和44年8月第一線を引退しましたが、永久保存車としてこの105号車を地下鉄開通当時の往年の姿に復元し、ここに保存することにしました。
大阪市指定有形文化財(平成15年)

●定員
120人(内座席:48人)
●車体寸法
最大長(連結面間)
→17,700m/m
最大幅(グラブハンドル間)→2,890m/m
最大高→3,650m/m
●自重
40t
●台車
単一寿鋼製 KS-63-L
●主電動機
直流直卷電動機 170kW SE146
●歯車比
3.047(64:21)
●制御装置
発電制動付複式制御ES-512A
●空気圧縮機
D-3-N
●戸閉機
差動式 EG-133
●制動機
発電制動、空気制動(中継弁式電磁直通付AMU型)、及び手用制動
●連結器
自動密着式 KS-13C
●製造所名
田中車輛K.K. 昭和8年5月製(現在近畿車輛K.K)